40代は、まだまだ若いです。
そう思ったのは、70代から勉強をしプログラマーになった、「若宮正子さん」を知ったからです。
私も、30代中頃までは、美容業をしていたのでパソコン関連はとっても疎い人間でした。エクセルなんて未だによく分かってません。
コールセンターに勤めることになり、タイピングができるか不安に思っていました。早くは打てないですが、なんとなくブラインドタッチができるようになったのも、パソコンに興味をもったからだと思います。
パソコンがあれば、なんでもできる気がしてます。こんなに面白いものはないと思いました。
若宮正子さんも、パソコンの面白さに目覚めて、プログラミングを学び、ゲームアプリを作ったとの事です。「面白い」は最高の原動力ですね。
人はいつからでも、何者にでもなれる。ホントにそんな気がします。
人生は一度きりなので、後悔するくらいなら失敗を恐れず挑戦してみることですね。
なぜWEB制作を学ぶべきなのか
今日のデジタル化された世界では、プログラミングを学ぶことは非常に重要であり、将来にわたって有用な資産となると言われてます。ただプログラミングといっても幅広くあり、何を作りたいかで学ぶ言語が変わってきます。
WEB制作に必要なプログラミングスキルは、HTML CSS Javascript (jQuery) WordPress といったようなものを学ぶのですが、アプリ開発やゲーム開発に比べるとそれほど難易度は高くありません。
WEB制作のスキルを習得することで、WEBデザイナー、WEBデベロッパー、デジタルマーケターなどのキャリアの機会が広がります。この分野は需要が高く、成長が続いているため、副業やフリーランスへの道も開けます。
年齢は関係ない、むしろ40代だから学べる
「もう40代だから、プログラミングなんて無理でしょ。あれは若い子達が学ぶもの・・・」なんて思ってる方も多いと思うのですが、むしろ40代の人が学んだ方がいいと思っています。
なぜかというと、頭の体操になるから(笑)。半分冗談ですが、私は脳の活性になりました。
40代以降の人は、30代以下の人に比べて、IT関連やPC関連に弱い人が多いです。でもこれからの時代は、ある程度知っていないと時代に遅れていってしまうと思います。きっと、職場でも若い子に、パソコンの使い方を教わってる人も少なくはないでしょう。なんとなくの苦手意識がパソコンへのハードルを上げてしまってるんですよね。
私はどちらかと言えば負けず嫌いです。ついつい甘えてしまって、いつまでも若い子に教わっているのは嫌だと思ってしまうタイプです。WEB制作を学んでいると、自然とググる(調べる)力がついてきたり、パソコンに詳しくなってます。
プログラミングは、とても挫折率が高いのですが、40代以降の人には粘り強さがあります。今までの人生経験で大変で苦しい思いは、たくさんしてますよね。学びは自分との戦いです。誰かと競わなくていいんです。
学び方は選ぶことができる
学び方には、大きく分けて2つあります。
1つ目は、スクールまたはオンラインスクールで学ぶ
メリット
- 質問や疑問を解決するための専門知識がリアルタイムで提供されるため、学習の効率が向上します。
- カリキュラムがあるので、基礎からしっかり学べる。
- 実践的な経験を積むことができることもある。
- スクールで同じ目標を持った仲間に出会えるので、互いにモチベーションを高め合える。
2つ目は、独学で学ぶ
メリット
- 自分のペースで学ぶことができ、多忙なスケジュールでも隙間時間を活用することができる。
- インターネット上には、無料または低コストで利用できる数多くのオンラインリソースがあります。独学者は自分に適した学習資料や教材を自由に選び、異なる視点から学ぶことができます。
- 自分でエラーを見つけ、修正することで、より効果的なプログラミングスキルを身につけることができます。考える力が身につきます。
- なんといっても、学ぶためのコストを抑えることができます。
私は、どこまで真剣にプログラミングを学べるかわからなかったので、なるべくお金は掛けずに、ありとあらゆるツールやオンラインリソースを利用して独学で学びました。
独学で学ぶWEB制作のステップ
HTML(HyperText Markup Language)はWEBページの構造を記述するための言語です。最初にHTMLの基本的な構文とタグ(要素)を学びます。
CSS(Cascading Style Sheets)はWEBページのデザインやスタイルを制御するための言語です。HTMLと組み合わせて、ページの見た目をカスタマイズする方法を学びます。
JavaScriptはWEBページに対する動的な機能などを追加するためのプログラミング言語です。Javascriptのライブラリーの一種であるjQueryというものを学びます。
さまざまなデバイスや画面サイズに適応するWEBサイトを作成するための重要なスキルです。メディアクエリやフレキシブルなレイアウトの使用方法を学びます。
既存のWebサイトのデザインを真似して、自分でWebサイトを制作します。プロのコーディングを真似ることで、組み立てがうまくなります。
デザインには、いくつか法則があります。余白の使い方や、色使い、フォントのバランスなどを学びます。
いくつか模写をしていたら、自分のポートフォリオを作成できるようになります。一からコードを書きオリジナルのポートフォリオを作ってみます。
htmlで作ったものは、サーバーにアップしないと反映されません。FileZillaやCyberduckなどをダウンロードしインストールします。サーバーの中に入るのは怖い気がしますが、避けては通れない学習です。
HTML CSS で作ったサイトは静的なものになります。WordpressはCMSといったものに分類され、大企業から個人ブロガーまで、世界で一番使われてるシステムになります。このブログもWordpressです。SWELLというテーマを使っています。
WordPressは、たくさんのテーマやプラグインが用意されてるので、簡単にサイトを作ることができますが、コードがわかるとデザインの幅も広がるので、オリジナルのテーマを作成してみると良いです。WordpressはPHPという言語が使われています。
WEB制作をしていく上で、あった方がいいスキルはAdobeです。Photoshop illustrator XD などです。デザインする上で必要になってきます。
時間管理とモチベーション維持
独学で学ぶ上で、一番大変なのは時間の管理とモチベーション維持、それとコツコツと続けることです。
空き時間に勉強をするといっても、忙しい40代。特に働いてる女性であれば、子育て&家事があるので、家にいる時間はバタバタしてるかもしれません。
しかし、独学で学ぶ以上、時間を上手に使うしかないんです。きっと時間が管理できない人は、スクールに通うとなっても同じく時間に追われると思います。そして挫折してしまうという流れになると思います。
だから、お金が無駄にならないように独学から試してみるといいのではないでしょうか。思いっきり持論ですが・・・。
毎日、何時間は勉強する、今週中にここまでやってみるなど決めることです。どうしても、エラーの理由がわからず時間が過ぎていくこともあります。そんな時は、一旦離れて、気分転換してみると解決したりします。
独学は、自分との戦いです。
私はこんな感じで勉強をしていました。
フルタイム勤務(月ー金)8時40分ー17時15分
4:00 起床
4:30 ご飯、メイク、勉強時間
6:20 準備・家事
7:20 出勤
18:15 帰宅 ご飯支度
19:20 夕飯
20:00 お風呂・片付け
21:00 勉強時間
22:00 就寝
平日は、くたびれて夜は勉強が捗らないので、早起きしていました。
休日は、4時間ぐらい。
予定がなければ8時間勉強してたこともあります。
独学で学ぶ、おすすめの学習ツール
私が学んだ時よりも、さらに学習ツールが増えているようですが、私がお世話になったツールは以下のものです。
ドットインストール
公式サイトドットインストール
ドットインストールの特徴
- 無料から始めることができる
- 動画形式の講座で1つ3分ほどなのでスキマ時間を活用しやすい
- 学べるプログラミング言語が豊富
- PCでもスマホでも動画視聴が可能
- 有料会員でも月額1,080円とお手頃な金額
- レッスンのわからないところやプログラミング学習の不安を現役エンジニアに質問できる
progate
公式サイトprogate
progateの特徴
- 無料体験がある
- スライドを使った学習形式なので、自分の進捗状況に合わせて学習できる
- 初心者にわかりやすい
- 環境構築せずに学べる(テキストエディターの準備が不要)
- 月額1,078円とお手頃な金額
- エラーを見つけやすい
Udemy
公式サイト
Udemyの特徴
- 20 万種類以上のコースが用意されている
- 高品質な動画講座を好きなタイミングで視聴できる
- カリキュラムベースでコンテンツが提供されている
- 購入した動画の視聴期限がない
- 講師に質問ができる
- コミュニケーションよりも「学習すること」に特化している
- セールで購入すると、最大で95%割引になることも(最安値1,200円〜)
ちなみに私はUdemyが大好きです。気になる講座があるとセールの時にまとめて購入してます。
このほかにも、マーケティング関連や動画編集のPremiereProなども購入しました。セール以外では買いません。
40代は人脈と経験があるからこそ、WEB制作が向いてる
さて、問題はここまで努力した後に、仕事はあるのかというところです。
全ては自分の行動次第だと思うのですが、40代になると、ちらほらと、起業を始める人や会社でもそれなりのポジションについてるという人が出てくると思います。
初めのうちは、知り合いのホームページを作らせてもらって、宣伝するというのもありです。
クラウドソーシングサービスに登録するのも良いかと思いますが、単価が低すぎるのと、競争率が激しいので、自己価値を下げてしまう可能性があります。
私は、ありがたいことに知り合いの知り合いといった形で仕事を頂けています。
インプットしたら、しっかりアウトプットをしていくことだと思いました。日頃からSNSでこんなことを学んでると書いてるだけでも宣伝になります。私は無理な営業はしたくありません。
まとめ
どんなものでも、やってみたいと思った時がチャンスです!
人は、すぐに流されやすい生き物なので、気持ちが高まってる時にとりあえずやってみるべきだと思うのです。
今の時代って、ググればいくらでも答えが出てきます。10年ほど前よりも、ありとあらゆることが学びやすくなっています。そして優しい人がたくさんいます。WEB制作のコーディングに関していうなら、無料でコードを公開してくれてる人もたくさんいます。
「お金がないから学べない」とか、「時間がないから学べない」といってる人は、何年経っても変わることはできない人と私は思います。本気でやってみたいと思ったらどうにかするものではないでしょうか。
自分の子供がこの先どんな人生を歩むかはわかりませんが、このようなネガティブ思考な言葉をつかった時には、思いっきり叱責してやろうと思ってます・・・笑
独学で、なるべくお金を掛けずに学ぶことも可能ですが、オンラインスクールならスクールに通うよりもコストを抑えて、しかもカリキュラムが決まってるので迷子にならず、メンターにも相談もできて良いかと思います。
独学よりも、近道と言えるでしょう。とにかく行動あるのみです。